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介護老人保健施設 ユニケア岡部

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長期・短期入所の生活の様子

ユニケア岡部での生活

ユニケア岡部では、ご本人様及びご家族様との話し合いの上で入所中の生活内容を決めていきます。   そして、ユニケア岡部の生活は「管理」ではなく「本人の意思を尊重した生活」を目指しています。
 
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サービス内容

その人が、その人らしく自立した生活ができるように介護職・医師・看護師・理学/作業療法士・施設ケアマネ・管理栄養士の多職種が共同し24時間安心した生活を営めるようサポートします

介護職により日常生活を送る上での出来ないところを介助します
 (食事、排泄、入浴、起床臥床、衣類の着衣等…)
施設医師による診察
看護師による健康管理
 (毎日の体温確認、服薬管理、24時間体制の体調不良者への対応等…)
理学/作業療法士によるリハビリテーション
※1
 (日常生活能力の維持及び向上)
施設ケアマネージャ
による施設生活を送るための計画の立案、相談業務
管理栄養士による栄養のマネージメント

※1、リハビリの有無は病状、身体能力、認知症、本人の意欲等により個々に異なります
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食事について

★美味しいご飯をもとめて・・・
食事に大切なのは味だけではなく+αも大切にしたい。そのため、ユニケア岡部の食事は食事にこだわりがあります。
DSC036381、温かい物は温かいうちに食べる
   ユニケアの食器は主に家庭と同じように保温に優れた陶器を使用しています。
2、ご飯は現場で炊飯
   ご飯を美味しく食べるには、味覚だけではなく、嗅覚と視覚にも大切。
   そのため、ご飯は各現場で炊飯し、利用者様の目の前でよそります。
3、伝えることの大切さ
   お盆にすべて乗ったものを手裏剣のように配膳。それだと何を食べているのか、
   わかりません。そのため、現場によっては1品毎説明をしながら目の前に置いて
   いきます。

★食事形態
ユニケア岡部で提供している食事の形態は以下の3つです

常食
常食
一般的な家庭の炊飯よりご飯は軟らかく炊き、おかずも箸の通りやすい食材を用いて、季節を感じバランスの良い物を提供しています
やわらか食
やわらか食
食べやすいサイズに事前にカットし、食べやすいように柔らかく加熱調理をして、温かく召し上がっていただける工夫をしています。
嚥下食
えんげ食
嚥下をしやすいように一度ペースト状にした食材をトロミをつけたり、ゼリー状にしてまとまりを良くし、食欲をそそる盛り付けをしています。

★食事の提供時間

朝食 7時30分頃~
昼食 12時頃~
おやつ 15時頃~
夕食 18時頃~

食事は主に各ユニットのリビングで皆様で召し上がりますが、個々の思いで居室や、朝食などは時間をずらしてのゆっくりした食事も可能です


入浴について

★お風呂は清潔を保持する場所+リラックスできる空間を求めて

脱衣室+浴室は完全に利用者様1名と職員の空間!
一人当たり30分~1時間かけて入浴をし、体調に合わせて、リフト浴・機械浴なども使用し、無理のないように入浴ができます。好みに合わせて、入浴剤や保湿剤を用いてリラックスができる空間です

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個浴
基本は職員と1対1で入ります。プライバシーが確保されてこそ、浴室でゆったりとした時間を過ごせます
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リフト浴
身体的に個浴に入るのが難しい方が利用します。一度イスに座れば終始立つこともなく浴槽への出入りが可能です。身体的に負担もなく浴槽に浸かれます
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機械浴
イスに座り座位を保つのが大変な方に使用をします。起床が困難な方や、終始ベット上で過ごす方なども安心して入浴をすることができます

余暇活動

★ユニケア岡部=医療・リハビリ+生活の場

ユニケア岡部では生活空間を大切にして日々のレクリエーションの時間を設けていません。そのかわり、職員は多くの時間を利用者様の側で寄り添って過ごし、状況によっては積極的に外出(外食)や施設内での催しなどを多く行っています。毎年110件以上を行い、毎月色々な楽しみのもと生活を送っています

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冬にはこたつに入りながら、ゆったりと過ごす時間も大切にしています

 2018-11-06 23.35.39気の合う仲間との外出(外食)なども年間を通じて数多く行っています

20180831_172750職員も普段より利用者様の側での寄り添いを大切にしています


 DSC07243時には大きな空間で、そば打ち・天ぷら・寿司の実演なども行い大人気です
DSC06309行事は利用者様と介護職員だけで行うのではなく、看護師・相談員・ケアマネ・栄養士、そして医師も加わり行う時もあります。楽しむ時は施設一体で共感をしています
DSC07353ユニケア岡部には三輪理事長を中心とした職員有志の「三輪音楽隊」があります。年に数回利用者様や秋祭りなどの行事の際には、笑顔が絶えない時間となります
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普段時間はリビングにてゆったりとしていますが、時には皆様で色々な物を製作もします
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年間を通じての行事やお祭り等には、ご家族様にも協力を頂き実施をしています
2017-10-26 10.45.19ユニケア岡部の庭園では、定期的に作物なども育て、皆様で美味しく頂いています

 DSC01317普段ベット上での生活が中心な方も、可能な時は数十分~数時間だけでも、いつもと違う空気がすえるよう心掛けています

リハビリテーション

介護老人保健施設は介護保険法によって「要介護高齢者にリハビリ等を提供し在宅支援・在宅復帰を目指す施設」と位置付けられています。そのため、当施設も専門の理学療法士(PT)や作業療法士(OT)等によりリハビリを実施します。ただ、ユニケア岡部では、リハビリの時間以外も日々送る生活の中で介護職と一緒に行う機能訓練も大切にしています

★専門職によるリハビリテーション

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病院退院後や在宅から入所されてから3ヶ月以内の方には、身体状況・意欲等により実施する頻度は異なりますが、1日20分を目安に個別に集中的リハビリを実施します。立位や座位保持。歩行訓練等といった日常生活の基本的な動作の練習を個別に実施します。
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個別のリハビリテーションとは別に、基礎の体力の向上や日常送る生活のリズムを作ることを目的に、筋力訓練や柔軟体操を毎日同じスケジュールにて、グループで集団体操などを行っています。

リハビリは理学療法士・作業療法士等の専門職が、在宅復帰に向けて、身体能力の維持や向上を目標に、運動療法物理療法を用い一人一人に合わせた計画をたて実施します

運動療法

日常生活動作を困難にしている原因(運動麻痺、筋力低下、関節の運動制限など)を医学的に評価し、それを根拠にマット上運動や動作練習、歩行練習などの運動療法を行います。またマシントレーニングを導入し、筋力、関節の動き、体力を向上させより良い日常生活を送っていただけるよう支援します。

物理療法
痛みの軽減や筋緊張の緩和などを目的に電気、温熱、マッサージなどを用いて 治療します。
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★日々の生活の中での機能訓練
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個々の脳活性化や活動性を引き出すことを目的に、計算問題や大人の塗り絵といった机上でできる事も提供しています
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入所前まで家で行っていた生活が施設でもできるように、色々な行事を絡めて実施しています
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できる事は可能な限り自分で続けられるように、職員と一緒に軽作業も行います


在宅復帰に向けて

 介護老人保健施設の役割・機能の一つに「在宅復帰」があります。ユニケア岡部では、施設として在宅に戻れると判断ができた方は、多職種が協働となって、ご本人様やご家族様の意向を尊重しつつ、計画的に在宅復帰を支援する取り組みをおこなっています。在宅は在宅系のサービス付き介護施設やケアハウスなどではなく、住み慣れた家を指します。昨年度も施設より、多くの方が住み慣れた自宅に戻っています。お亡くなりの退所以外では、ユニケア岡部の在宅復帰率は80%に達しています

平成30年度の退所先内訳
お亡くなり
自 宅
病 院
介護施設
  52%
34
8%
6%

★在宅復帰への流れ
在宅復帰にあたっての流れは以下の通りになります。住み慣れた家に戻るのにあたっては、ご家族様にも多くの事を協力して頂き、介護負担ができるだけ軽減できるようにご支援いたします。何度か職員がご自宅に訪問をしたり、会議を重ねるなどをして、安心してご自宅での生活ができるように取り組んでいます。

無題
①入所決定後
相談員より退所に向けてのご家族様のご意向や生活状況やご自宅の課題点などをお伺いします
②入所前訪問
施設ケアマネが中心となり多職種でご自宅に訪問をさせて頂き、退所した際に問題がないよう家屋や介護環境などの確認をします
③入所
入所当日は施設ケアマネより、施設での生活援助の計画を説明させて頂き、ご本人様やご家族様のご意向をお伺いします
④担当者会議介護・リハビリ等の多職種が、個別に計画・実行した援助内容について検討をします。初回は入所後2週間をめどに開催。それ以降は定期的に開催します
⑤退所判定会3か月に1度入所を継続するかどうかの判定を行います。
⑥退所前訪問 退所が決定した際は、多職種の職員が事前に自宅へ訪問し、在宅復帰後に問題がおこらないよう事前確認をさせて頂きます
⑦退所前会議 在宅に戻った際に担当となるケアマネやサービス事業者等と話し合いを通し、生活の様子や在宅でのサービスのについて検討をします
⑧在宅復帰
ご自宅へ退所となります

生活にあたっての施設よりのお願い

面会時間について
面会時間は8:30~21:00となっています(冬季の面会制限などは行っていません)

持ち込みについて
原則持ち込みの制限はしていません。刃物・酒類・タバコ等の持込に関しては、職員に必ず一声かけて頂くようお願いします。また、部屋には鍵等がついていないため、物品が紛失する可能性もあります。紛失時は責任を負いかねますので、現金や高価な物等の持込はご遠路願います

食品について
食品の持込の際は、必ず職員に声をかけて頂き、ご家族様が利用者様にお渡しするか、職員が預かりその都度お渡しするようになります。また、利用者様によっては、職員が食品に関して管理をしたり、賞味期限が過ぎたものは破棄をさせていただく可能性があります
外出・外泊について
外出・外泊は基本的に自由ですが、最低1日前までに直接現場職員か、施設に電話でご連絡をください
館内の禁煙につい館内は原則禁煙になります。煙草は館外にてお願いします。利用者様との喫煙については、事務所でタバコとライターを預かり、希望時はその都度お渡しし、正面玄関の外での喫煙のみ可能となります
お見舞金について施設では金銭を預かることは一切していません。また、外部よりのお見舞金をお部屋に置いていく事もご遠路願います。また、職員に対しての謝礼等も頂くことが出来ませんので、合わせてお願いします
医療受診について 入所期間中は他の医療機関への受信は施設医師が認めるもの以外は受診ができません
災害発生時について 藤枝市に震度6以上の大規模の災害が発生した際は、「非常用伝言ダイヤル 171」が開設された際は施設の代表電話(054-667-5555)に被害状況をアップしていきます。また、ホームページにも常に可能な限りは状況を載せていきますので、災害発生時はご確認をお願いします

各種資料&情報公開